シリコーン系シーリング材の注意点
ホームセンター等で手軽に購入できる、利便性の高いシリコーン系シーリング材ですが、塗料との相性が悪く上に塗装しても塗料を弾き密着しません。
漏水した時にシリコーン系シーリング材を外壁や屋根などに使用し、後々塗装する場合は注意が必要です。
シリコーン系シーリング材は安価で施工がしやすく防水性や耐侯性高いので、建築関係の多くの業者が建物内外に使用しています。
塗替え現場でもエアコンカバーの廻り等に使用されているのを見かける場合が多いです。カッターなので撤去しようとしても外装との付着性がいいので、簡単には除去できず、わずかでも残ってしまうと塗料がはじかれてしまいます。
そこで吉田塗装では、シャープ化学工業のシリコンカバーNBという、シリコーン系シーリング材の上に塗装する場合の下地処理用バインダーを使用し塗替えを行っています。
他メーカーの商品と違い水性塗料も直接塗装ができます。
実際の施工写真です。
今回は樋持ちの廻りにシリコ―ン系シーリング材が施工してありましたので、無理に除去するのではなく、シリコンカバーNBを塗装しました。
施工前です。
施工後です。