今日は出雲市湖陵町の住宅のベランダ防水が劣化しているお宅に伺ってFRP防水をしていました。初見で先ず目に止まったのがトップコートに亀の子状のクラックです。トップコートの過度な塗膜が原因だと判断しました。
そしてサッシの下の防水層が浮いてました。こちらの原因は外壁と防水層の隙間からとサッシ廻りのコーキングの劣化した部分からの漏水と考えられます。
次の写真が外壁と防水層の隙間です。サッシの両端に10㎝程コーキングはしてありましたが、奥まで入っていませんでした。よく見ると外壁の下のALCの素地が見えているので、塗料が塗られてません。
次の写真はサッシ廻りのコーキングの劣化です。コーキングを押してみましたが、中はスカスカでした。
ここからは施工の写真になります。先ず水洗いをしました。
ケレン中の写真です。簡単にトップコートを剥がせるぐらい防水層と密着していませんでした。塗膜も厚く付けすぎでした。
ケレン後の防水層を観察してみたところ、防水層にも同じようなクラックができていました。防水層の更に下にある木下地の劣化も原因かもしれません。そこでトップコートの塗替えだけでなく、防水層のやり直しを決定しました。
立上りは、写真にないですが、下地が腐食していたので、補強をして防水層をフラットに増し張りしました。
エアコンの室外機を外さして頂いてましたので、エアコンが使えるように先行して仕上げました。朝と晩が寒いですからね。
あなたの大切なお家のリフォームや、塗装もご検討下さいね。